医療法人 熊愛会熊本脳神経外科病院

救急医療について

24時間365日、救急診療に努め地域医療に貢献します

当院は、24時間365日救急搬送を受け入れることを基本方針としており、CTやMRIなどの画像検査による早期診断、そして早期治療と、昼夜を問わず迅速な医療を提供できる体制を整えております。救急搬入件数は、頭痛、めまい、頭部外傷、脳卒中などの疾患を中心に、年間300件を超え、そのうち約4人に1人の患者様が入院されています。患者さまの1日も早い回復のために、スタッフ一丸となり取り組んでまいります。

入院グラフ

脳卒中は早期発見、早期治療が重要です

脳梗塞・脳出血・くも膜下出血を代表とする脳卒中は、ある日突然発症し、重症の場合、命の危険や麻痺などの後遺症を伴うこともある怖い病気です。脳卒中は以下のような症状を伴います。

  • 「突然同じ側の手足に力が入りにくくなった」
  • 「突然ろれつが回らなくなった、言葉が出なくなった」
  • 「急に片方の目が見えにくくなった、物が二重に見える」
  • 「意識がもうろうとする、意識がなくなる」
  • 「バランスが取れずうまく歩けない」
  • 「突然ハンマーで殴られたような激し頭痛がする」

これらの症状が現れた場合は、一時的な症状であっても、早めに病院を受診してください。
脳卒中の治療は、発症後なるべく早く取り掛かることが重要であり、それにより、症状の悪化を防いだり、回復を早めることが期待できます。

※症状に関してご相談の際は、お電話いただけますと、専門のスタッフがご対応いたします。

脳卒中にはFAST(ファスト)を確認して下さい

  • Face(顔):顔のゆがみや痺れがないか。
  • Arm(腕):腕や足の脱力がないか。
  • Speech(会話):ろれつは回っているか。言葉が出にくくはないか。
  • Time(時間):症状のある際は一刻も早く病院を受診しましょう。

上記のような症状が一時的にでも現れた場合は、時間を置かず早めに病院を受診してください。
脳卒中は、早く治療に取り掛かることで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることが期待できます。