簡単診断の結果
※結果はあくまでも可能性のある病気です。正確な診断には、医師による診察が必要です。
人の名前や食べた食事の内容など、一部思い出せない内容があることを自覚する。
という症状から疑われる病気は、
加齢による物忘れ
である可能性があります。
特徴
誰しもが歳を取ると知的機能の衰えから年齢相応の物忘れがみられるようになりますが、これは自然な老化現象です。認知症との違いは、覚えていたことの一部を忘れるということ、物忘れの自覚があるということ、日常生活に支障はないという点です。認知症の場合は、体験したこと全てを忘れ、物忘れの自覚がなく、日常生活に支障が生じます。一方で、認知症まで至らないものの、認知機能の低下が年齢相応以上に進んでいる状態を軽度認知機能障害(MCI)といい、認知症の前段階にあたります。認知症は早期に発見し治療を開始する事で進行を遅らせる事ができます。
当院でできること
認知機能を確かめる聞き取り検査を行います。またMRI検査によって脳の萎縮度合いを評価することで、認知症の補助的な診断が可能です。
- <主な検査>
* 必ずしもこの通りではありません。診察の結果、医師が必要と判断した検査を行います。
アクション
症状を心配される方は、遠慮なく外来を受診ください。病院を受診するほどではないけれど、安心のために一度脳の状態を確認しておきたい、という方には「脳ドック」をお勧めしております。