医療法人 熊愛会熊本脳神経外科病院

簡単診断の結果

※結果はあくまでも可能性のある病気です。正確な診断には、医師による診察が必要です。

頭痛に加え、発熱・嘔吐・意識障害などがある。首を曲げるのに抵抗や痛みを生じる。

という症状から疑われる病気は、


髄膜炎

単純ヘルペス脳炎

脳膿瘍

などである可能性があります。

特徴

細菌やウイルスが脳の表面を覆っている髄膜に感染したものを髄膜炎、脳自体に感染した状態を脳炎、炎症部に膿がたまった状態を脳膿瘍といいます。副鼻腔炎や中耳炎などから直接感染する場合や、肺や心臓の炎症性疾患からの血液を介した感染、ヘルペスウイルスのように脳神経に存在するウイルスが活性化し、神経を通って脳内に感染する場合などがあります。

当院でできること

MRIで髄膜や脳の炎症の有無を確認します。その他、採血や髄液検査によって炎症反応の有無や、細菌感染の有無を確定させます。

* 必ずしもこの通りではありません。診察の結果、医師が必要と判断した検査を行います。

アクション

原因となる菌やウイルスに合わせた薬を使って治療します。症状が急激に悪くなる事があり、治療が遅れると致命的な場合があります。早急に病院を受診してください。